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この日より 〜 2004年11月 〜
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- 二〇〇四年十一月二十三日 火曜日
- 勤労感謝の日。
未来洞のスタッフにゆっくり休んでもらいたいという気持ちでいっぱいである。しかし、子どもと正面から本気で向かい合っている以上、実現できない。子ども達もこたえてくれているから充実した人生を送れるのだが、体が心配なのである。
世間の未来洞に対する評価が、うさわとして耳に入ってくることがある。通っている子どもたちですら計り知れない大きな愛情や力、大きさのある未来洞に外から見ただけで知りもせず簡単な言葉でかたずけられることは、その人間の浅はかさを感じる。やっぱり、そんな人間にならぬよう、通っている子供達をしっかり育てなければならないという義務感が湧きあがる。やはり休めないのである。
- 二〇〇四年十一月六日 土曜日
- 今日１期生のたけが２人の子どもをつれて、未来洞に久しぶりに顔をだしてくれた。そしてこんな手紙を置いていった
未来洞のみなさんへ
今日はお邪魔しました（いてた人達へ）。子どもがうるさくて迷惑をかけました。
受験生の人も、そうでない人もがんばり続けてください。くじけることもあるだろうけど続けることに価値があり、それが学歴や職歴としての結果は出なくても、長い人生において必ず生かされるときが来ます。ここでの生活が長ければ長いほど生かされることは多いと思います。私はここには半年しかいなかったけれど、今でも思い出深い場所だし、未来洞を誇りに思います。目先の成功や失敗にとらわれず、もっともっと先を見据えてがんばっていって下さい。
Ｃａｒｒｙ ｏｎ，Ｃａｒｒｙ ｏｕｔ！！
