この日より　～　2004年10月　～

二〇〇四年十月三十日　土曜日: 2学期中間テストの集計がほぼ出揃った。私がいうのもおこがましいが、未来洞の子どもたちの能力を伸ばす力は、やっぱりすごい。未来洞の教育なら当然、未来洞にしかできないノウハウがあるからだが、今回は特に著しくあらわれた。小学生のときより中１、中１のときより中２、中３と確実に伸びていく。例えば今回の大瀬中1年の1位or2位、大瀬中2年の1位or2位は未来洞生。2年の数学100点、南中2年の理科100点が8人、あとは、ほとんどが９０点以上、南中2年の英語と国語の学年トップ、中３の数学の未来洞生の平均は、８５点、英語８１点、理科８０点と、いう数字は、彼らが、はじめからそうだったわけではない。のびて、結果を残すに至ったのである。しかし私は、子どもに言う。「点数にこだわるな」と。「大切なのは自分が覚えたかどうか。理解したかどうか。解かるようになったかどうか」を基準に「勉強を“する”ことだ。」と。その結果、たとえ点数が、良くなくても、プロセスに無駄や後悔がなければ、その点数に胸を張るべきではないか。それが限界なのだから。そして、その限界を走り続けていくから未来洞生は伸びてゆくのである。

二〇〇四年十月二十日　火曜日: 台風２３号の近畿地方直撃のため、中学２年生の授業をお休みとした。たいがい、いつも、台風のくる時間帯が微妙で判断が難しい。今回も、生駒という地域柄と、スピードから、大丈夫ではないかと思ったがコースが今年きた台風の中で一番危険そうだったので休講としたのだが、ＰＭ7：30には、驚くほど穏やかになってしまった。昔から生駒は、少なくとも、私が生きた４０年間は、台風の大きな被害をこうむった事がない。

二〇〇四年十月二日　土曜日: 南中、大中、緑中の体育祭であった。例年通り、スタッフは子どもたちの競技している姿がみたいので行った。夜はいつも通りに授業はあったが、エネルギッシュであった。